【東京iCDCフォーラム<第2部>】 講演 セッションC
令和6年1月27日(土)開催<第2部>
【セッションC】
座長:永井英明先生(国立病院機構東京病院)、掛屋弘先生(大阪公立大大学院)
0:00~22:33
⑦感染症診療チーム 「COVIREGI-JPで見る東京都におけるCOVID-19の入院診療」
演者:大曲貴夫先生(国立国際医療研究センター)
COVID-19 REGISTRY JAPAN(COVIREGI-JP)は国立国際医療研究センターが中心となって立ち上げたCOVID-19の症例データベースである。
COVIREGI-JPは重症化する人の特徴や薬剤投与後の経過など、日本におけるCOVID-19の疫学研究に大きく貢献してきた。
本講演ではCOVIREGI-JPのデータを通じて、2023年までの東京都におけるCOVID-19の入院診療を総括したい。
22:34~36:33
⑧梅毒対策タスクフォース:「東京における梅毒の現状と流行対策」
演者:今村顕史先生(東京都立駒込病院)
梅毒患者の報告数は近年増加しており、男性は20代~50代、女性は20代の報告数が急増している。
東京都における患者の病型別報告数や先天梅毒報告数の状況等の詳細とともに、検査相談体制、普及啓発などの流行対策などについて解説する。
36:34~
⑨リスクコミュニケーションチーム:「コミュニティ・エンゲージメントを支えるリスクコミュニケーションを目指して」
演者:奈良由美子先生(放送大学)
感染症対策ではコミュニティ・エンゲージメントが必須となる。このプロセスを支えるのが、広報・広聴・対話から成るリスクコミュニケーションである。
本報告では、iCDCリスコミチームがこの4年間実践してきたリスコミについて振り返りながら、リスコミの要点と今後の課題を考える。
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