おうちで楽しめる!小石川後楽園の花の見所~ウメとスイセン~
⽔⼾光圀、⻫昭が愛でたウメが⾒事な景観を構築、⼩⽯川後楽園。
江⼾時代初期、⽔⼾頼房が着⼿、⼆代藩主の光圀の代に完成させたのが⼩⽯川後楽園です。季節を彩る花や紅葉などの植栽は、⽔と⽯とともに庭園を構成する⼤切な要素で、「海・⼭・川・⽥園」に⾒⽴てた景観に合わせた草⽊が配されています。
それぞれの季節を象徴する花の中でも、⼩⽯川後楽園にもっとも繋がりが深いのがウメの花です。⼆代藩主光圀と、九代藩主⻫昭はことさらウメを愛で、光圀は雅号を「梅⾥」とし、⻫昭は後楽園のウメを⾃ら採集し、当時ウメが少なかった⽔⼾に持ち込みました。⼩⽯川後楽園のウメは、現在のウメの名所・偕楽園のウメのルーツのひとつとされています。
小石川後楽園には40種90本のウメの花が植えられています。2020年は寒冬のためか早咲きのウメの開花が進まなかったものの、2020年12⽉14⽇に「道しるべ」が開花し、「⼋重寒紅」、「光圀」が後を追い開花。年が明け、2⽉中旬に⼊り暖かい⽇が続き、早咲きと中咲きが⼀⻫に⾒ごろを迎えました。
小石川後楽園では、先の戦災で焼失した「唐⾨」の復元⼯事も2020年末に完了しました。「唐⾨」は後楽園への正式な⼊⼝で、観賞動線の起点となる⾨です。
最新の開園状況は、ホームページをご確認ください。
小石川後楽園ホームページ
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index030.html
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