#昭和の東京シリーズ 第17回 [建設進む下水道](昭和40年(1965年)12月制作)
東京ニュース「No.178 建設進む下水道」(昭和40年12月)
企画:東京都、製作:東京都映画協会
映像提供:公益財団法人東京都歴史文化財団東京都江戸東京博物館
昭和30年代、驚異的な速度で戦後の復興を遂げた首都東京の大きな悩みは下水道設備
の立ち遅れでした。
当時の東京の下水道の普及範囲は、わずか26%しかなく、都はこの状況を打開するた
め、昭和36年、下水道の100%整備計画を立て、昭和48年度までに都内23区内全
域の下水道完備を目指して工事を進めました。
この動画では、この壮大な計画達成に向けて着々と進められる工事のありさまが描かれ
ています。
とりわけ、東京のゼロメートル地帯、江東地区での雨水の氾濫対策は緊急な課題とされ
、40ヵ所を超えるポンプ場が建設される様子や、従来の下水処理場のイメージを一新す
るような新宿区の落合処理場が紹介されています。
この映像は、昭和40年(1965年)に製作された「東京ニュース No.178 建設進む下
水道のフィルムをデジタル化したものです。
東京動画に掲載するにあたり、権利関係等に配慮し、編集や加工処理等を行っている部
分があります。
音声については、加工処理の影響でノイズが生じている部分があります。
字幕については、オリジナルのナレーション等をもとに作成していますが、異なる部分
もあります。なお、ナレーション及び字幕のなかに、現代では不適切と思われる表現が含
まれていることがあります。
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