公開日 2022.03.097.3万回再生
no.33761

#昭和の東京シリーズ 日本橋から六郷まで 東京カメラある記No.152 (昭和37年)

#昭和の東京シリーズ
東京カメラある記「No.152 日本橋から六郷まで」<昭和37年(1962年)>
 企画:東京都 製作:東京都映画協会
 映像提供:公益財団法人東京都歴史文化財団
      東京都江戸東京博物館

 この動画は日本橋から六郷までの東海道を辿る映像の記録です。
 番組は昭和37年、まだ首都高速道路が上空を覆う以前の日本橋からスタートします。
 空が広々としています。
 橋の中央には都電が走り、行き交う車も、オート三輪や懐かしい旧型のものばかり。
 通り過ぎる通行人の服装もさすがに時代を感じさせます。
 
その後、カメラは京橋、銀座、新橋、芝と進み各地の現在とその歴史が語られていきます。
 品川では、かつて鉄道の駅を造ることは街道や宿場から嫌われており品川駅は品川宿から敬遠され港区に造られたなどというエピソードが当時の品川駅前の風景やかつての遊郭跡とともに紹介されています。
 特に遊郭跡はまだその面影を色濃く残しており、映像から当時を偲ぶことができます。
 
 多摩川に架かる旧六郷橋の映像で番組は終わりを迎えますが、ラストカットの東京の俯瞰映像では、高層ビルが林立する現代の東京とは全く違った、昔の東京の姿を見ることができて大変興味深いものがあります。
 是非ご覧ください。

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